日記

勤労感謝の日に見たユメのハナシ

by pranktone

ユメを見た。

本当にどうでもいいユメ。

知り合いの子供の入学式に出席した。

校長先生の話やなにやらが
進む中で、突然ヒーローショー的な
展開がはじまった。

おそらく、体育館と思われる建物の2階から
ボクはその様子をみていたのだけれども
舞台上で暴れる敵(なのかどうかも定かではないのだけれど)を
見て、いてもたってもいれなくなって、
2階の柵を乗り越えて、本当のヒーローさながら、
舞台へと駆けつけたのだ。

段取りが決まっているであろう、そのショーの中で、
ボクはなぜか、確実にヒーローであり、
主人公だった。

コドモたちからの羨望の眼差しを受けつつ、
目の前にいる敵をばったばったと倒した。

ひとしきりの戦いを終えて、
校長先生に

「何かひとことを。」

と云われ、ボクはアイサツをした。
入学したての1年生たちを前に。

「好き嫌いはしちゃダメなんだ。大人になってから、
飲み会や、会社の付き合いで食事に行くことがある。
そのときに、好き嫌いを云って食べれなかったりすると、
すごく恥をかくことになるんだからね。」

そんな内容のアイサツ。
まだ、6年そこいらしか生まれてから
経っていないコドモたちに
こんな中途半端企業戦士の
現実的な話をするユメを見た。

ちなみに、その後のスピーチは
せんだみつおさんが自転車の旅について
話をしていた。

なんと支離滅裂でどうでもいいユメ。

小学生のころ、芸術鑑賞みたいな授業があって、
体育館で繰り広げられるユメとゲンジツの区別のないような
ファンタジーな内容の芝居に羨望の眼差しを送っていたことを
思い出した。

そんなどうでもいいユメを
勤労感謝の日に見た。

ボクはいつだって、ヒーローという職業に
どんなにオトナになってもあこがれているのかもしれない。

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